『ダイエットをしているけどあまり効果が出ない』
『体重は減るけど体脂肪はあまり変わらない』
といった頑張っているけど成果が出ないなんて悩んでいませんか?
最近ではダイエット方法は色々なやり方があります。
自分に合う合わない以前に根拠に基づいていない方法も沢山あります。
そんな、時間の無駄を無くすために
今回はダイエット効果が出ない残念な理論や方法について紹介していきます。
もしかしたらあなたも知らないうちにやっているかもしれません‼
この記事を読んで自分のダイエット方法を見直してみましょう。
目次
残念なダイエット方法
過度な糖質制限ダイエット
最近では健康志向ブームでスーパー等にも糖質オフの商品が沢山ありますね。
『糖質は取らない方がいい』
なんて思っていませんか?
それは大きな間違いです!!
糖質を極端に制限する方法は確かに体重が減っていきますが一時のみです。
デメリットとしては身体、精神的なストレスが強くリバウンドのしやすい方法とされています。
なぜリバウンドしやすいかというと一生ダイエット中の食事で過ごしていくのは困難だからです。
目標の体重になったらほとんどの人はいつも通りの食事になりますよね。そうなると必然的に体型は元に戻ります。
また、糖質を制限すると基礎代謝量の低下を招き痩せにくい身体にもなってしまいます。
なのでダイエット中も糖質はある程度摂取しなければいけません。
ダイエット期の糖質は一日の総摂取カロリーの4割程度は摂取して下さい。
EMS頼りの方法
EMS(Electrical Muscle Stimulation)は知っていますか?直訳すると「筋肉への電気的刺激」です。
CMでも宣伝しており電極を特定の部位に貼り、電気を流して筋収縮させ「実際に動かなくてもトレーニング出来ますよ」といった商品です。
結論から言うと『効果は日常生活動作レベルの運動』でしかないです。
実際に付けて試してみると筋肉は収縮しますが強さを上げると痛くなってきますよね。
それがEMSの限界で運動強度にすると日常生活レベルの強さです。
実際のトレーニング場面では関節を動かす運動を行い、アドレナリンが出て疼痛の閾値も上がります。
その中で筋収縮を行い、やっとトレーニング効果が出るのです。
そう考えるとEMSは筋トレやトレーニングとはいえません。
なので、EMS頼りで実際に動くことが少ない人はダイエットは到底無理です。
どうしてもEMSを使いたい人は目的の部位をトレーニングした後に使用しましょう。
トレーニング後であれば疼痛の閾値も上がっているので少し効果は上がると思います。
ネット通販などでよく見る簡単に痩せる商品
ネット通販番組では色々な簡単に痩せるダイエット商品が宣伝されてますね。
例えば腰にベルトを巻いて振動が「腹筋○○回分の運動」とうたっている商品やロデオマシンのような揺れるだけの電動器具、スクワットや腹筋が楽に出来るようにバネが仕込まれた器具等。
こういった商品を購入するくらいならダンベルとベンチを買ってください。
振動や揺れを抑えるために働く姿勢制御の筋肉は比較的小さい筋肉です。刺激される筋肉が小さいと消費されるカロリーも少ないです。運動強度から考えるとこちらも日常生活レベルの運動です。
また、スクワットや腹筋が楽に出来るようにバネなどでアシストしてくれる器具は運動としては他動運動に近いです。他動運動とは誰かに動かしてもらっている運動です。トレーニング効果としては低く、それを使用するくらいなら自重でトレーニングした方がましです。
ダイエットに楽な方法なんてありません。
インナーマッスルをメインに鍛える方法
最近では「インナーマッスルトレーニング」や「コアトレ」といった方法があります。
これはダイエットにはほとんど効果はありません。筋トレとしても効果は薄いです。
この方法で鍛えれる筋肉は所詮小さい筋肉で消費カロリーも低いです。
実際のインナーマッスルトレーニングやコアトレの方法を見てみると、インナーマッスルは主動作筋ではなく補助筋です。トレーニングにおける補助筋とは主動作筋を助ける程度の筋活動を行っている筋肉のことです。
こんなトレーニングに時間を費やしているのであればジョギングした方が身体には良くダイエット効果を望めます。
プールの中を歩く方法
プールへ行くと泳がずにずっと歩いている人がいますよね。
健康やダイエットのためにやっている意思は素晴らしいですが、この方法はおすすめしません。
プールの中を歩いている理由は「有酸素運動に良いから」「水の抵抗が筋トレになるから」「膝に負担が少ないから」「安全な運動だから」と考えれます。
それぞれを解説すると
「有酸素運動に良いから」⇒「それなら走った方が有酸素運動になる」
「水の抵抗が筋トレになる」⇒「水の抵抗程度で筋力トレーニングにはなりません。逆に浮力で全体の負荷が減っています」
「膝の負担が少ない」⇒「膝の負担が少なく水中を歩くより効果的な運動に自転車やエルゴメーターがあります」
「安全な運動だから」⇒「ジムなどのトレーニングでもトレーニングレベルや負荷量を考えれば安全です」
といったように水中を歩くことより効率的な方法が沢山あるので、知っている人はこの方法は絶対に選択しません。
おすすめな方法
実際におすすめな方法はトレーニング方法、頻度、食事に分けて簡単に説明します。
中強度の有酸素運動を30分以上
中強度の運動とは10メッツの運動です。
メッツとは?
運動強度の単位で、ベッドで横になっているのを1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したものです。
10メッツの運動の代表例はランニング:161m/分、柔道、柔術、空手、キックボクシング、テコンドー、ラグビー、水泳:平泳ぎ等です。
その中でもおすすめなのが自転車やエルゴメーター、ジョギングです!
頻度は週3回以上
有酸素運動に関しては筋肉を育てる目的ではないので休憩する日は少なくて大丈夫です。
心肺機能を向上させる目的なので最低でも週に3回はしましょう。
実際にジムへ行く時間がない人は通勤方法を変えるなどして日常生活から運動することを意識してください。
PFCバランスは4:2:4
一日の総摂取カロリーの内タンパク質と糖質は4割で脂質を2割まで落としましょう。
糖質を低くするのではなく脂質を低くするのを心がけて下さい。
詳しくは⇒ ダイエットに大切なPFCバランス を読んでみて下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
実際にやってしまっていたことはありますか?
やってしまっていても大丈夫‼今日から変えていけばいいのです。
筋肉や心肺機能は年齢関係なく頑張れば成長します。筋肉や心肺機能が成長すれば消費カロリーもあがり痩せやすい身体に誰しもがなれます。
今回の記事が皆さんのダイエットや健康作りの一助となれば幸いです。
合言葉は『賢くBODY MAKE‼』
最後まで読んで頂きありがとうございました。